カテゴリ:ロシアの動物園( 81 )

ふたたびペルミ動物園にて。(久々の更新。近日中になんとか挽回を目指します……)
12:45、待ちに待った(!)お昼の時間がやってきました。

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いい匂いがするな。(その後ろからアンデルマさんがちら見。)

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セリクの嗅ぎつけたとおり、飼育員さんがパンをつめた荷車を引いてきました。(その後ろから同僚がちら見。)
(後記:このパンはお隣のヒグマ用だったようです。)

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まだかな?

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三頭ともいそいそと。

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(左:アンデルマさん、右:ユムカ)

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12:55、檻の向こうから飼育員さん登場。セリクに何か話しかけています。
ときどき、隙を見てセリクの鼻面にキス(!)これは妬けました。

(セリクが何かするたびご褒美の餌をあげていたので、最初「お手」をしているのかと。いま思うと、一種のエクササイズ(?)だったのかもしれません。でも、「横向きにごろん」と身振りで言われたとき、セリクは気が乗らなかったのか、何度もガウガウ……)

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今度はユムカの番。(写真ではじゃんけんをしているみたいですが、同じく飼育員さんが話しかけ、それに応じるたびにご褒美をあげています。)
アンデルマさんは体操はせず、足元に直接お魚の切り身をもらっていました。

このあと、ユムカがこっそりアンデルマさんにちょっかいを出したせいで、アンデルマさんがガオッ!と威嚇。その様子を見ていなかった飼育員さんにアンデルマさんが叱られてしまい、ユムカはもじもじ……(笑)という場面がありました。(←動画のアップの仕方が分からず、文章で失礼します。)

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13:00、体操の時間(?)終了。三頭の視線の先には、ご褒美と同じ餌が用意されていました。

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今日のメニューは、

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前々回の写真にあった、箱いっぱいのニンジン、リンゴ、お魚。どれも食べやすくカットしてあります。
セリクは手前、アンデルマさんとユムカは奥の部屋でもぐもぐ。

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13:10、三頭が食べている間、仕切りの戸の向こうでは、飼育員さんがプール際を手早くお掃除。

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(左:セリク、中央:アンデルマさん、右:ユムカ)
こんなに間近で三頭のお世話ができるなんて、生まれ変わったらここの飼育員さんになりたい……(!)

その後仕切りが空いて、三頭はプール側に戻りました。飼育員さんを見送るセリク(3枚目の写真とほぼ同じ……)。

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そこにやってきたのは、

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相棒でした。(^^)

13:25、お食事タイムが終わると急に寒さに襲われ(見ている間は寒いことも忘れていた)、暖を取るためにいったんホッキョクグマ舎を離れました。

近いのでホテルに戻ろうかとも思いましたが、ライオン舎前にカフェらしき看板が見えたので、そこに入ってみることに。
……中はストーブが焚かれていてぽかぽか。コーヒーを飲みながら隅っこで暖まりつつ、バッテリーも充電し(すみません)、午後の部に備えます。

(続く)
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by vedett-melk | 2014-08-27 23:51 | ロシアの動物園 | Trackback | Comments(0)

引き続きペルミ動物園にて。お昼前、ちびっこたちの間で一試合行なわれた模様です。
底冷えする中、ほぼ貸切の観戦中は、手に汗握る思いでした。
(陸:セリク、水中:ユムカ)

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獲物に狙いを定める、真剣なまなざし。

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そのとき、タイヤをかぶった獲物が浮上。すかさずガブリ!

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痛かったのか驚いたのか、タイヤを外して赤いコーンに鞍替え。セリク、次の動きを注視します。

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……いったん沈んだあと、ふたたびタイヤごと浮上。
(待ち構えていたセリクに噛まれて、ユムカの頭の皮が伸びています……)

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二頭の形相から本気度が伝わってきます。どちらも一歩も引く気配なし。

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敵がいったん水中に退散し、一息入れるセリク。

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……と思いきや、水中からの奇襲! これにも素早く対応します。

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それなら僕だって!(水中で)

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まだあんたには負けないわよ。

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私、あんたより強いんだから!
……水中対陸上では決着がつかず、地上戦にもつれこみます。

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(奥:セリク、手前:ユムカ)

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(左:セリク、右:ユムカ)

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白熱するちびっこ相撲を尻目に、黙々と歩き続けるアンデルマさん。

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地上でも勝負がつかず、またもや水陸戦に突入。(ユムカちゃんの顔、どうなってるの……(??))

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セリクの抑え込みをかわし、背面ユムカアタック!

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……結局、どちらからともなく引き分けとなり、試合終了。
(二頭とも、きっと次の試合があると思っている……)

このあと、待ちに待ったお昼の時間がやってきます。

(続く)


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by vedett-melk | 2014-08-20 23:55 | ロシアの動物園 | Trackback | Comments(0)

昨日に続いて、4月末にペルミ動物園で会えた三頭の模様を。
カメラを持ちながら傘を差していた肩が早くも凝ってきたころ。降水確率98パーセントの数字を見て、今日は一日雨だろうな……と覚悟していたら、11:00過ぎ、小一時間で雨が上がりました(ほっ)。

それでも気温はかなり低いまま。カメラも冷たくなり、手も足(タイツに靴下を重ね履き)も凍えそうに……二日前のモスクワが別の国に思えました。(++)
それでも、寒さに負けそうな私を尻目に、元気いっぱいの三頭です!

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見返りアンデルマさん。
基本的に動いていらっしゃることが多く、お顔を撮るのがなかなか難しかったのですが、ふとした瞬間に見せる表情が何とも言えず美しいです。

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反対側から見た様子。セリク君、アンデルマさんの常同コースに座って凝視。

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ふたたび飼育員さんの気配を察知して駆け寄るセリク君。
アンデルマさん、このちょっと下を向いた横顔がまた、何と可愛らしい!

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それぞれが可愛くて、どこにカメラを向けてよいかわからない中、ユムカちゃんが檻越しに。
お顔や体つきなど、あらゆる点でセリク君と好対照な女の子。とにかく高いところが大好きです。



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富士山風の山をバックに。実際1メートル以上離れているんですが、今にも握手ができそうな迫力。

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「この人、だあれ?」

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こちらもたしかユムカちゃん?だったと思います。引き戸を開けているみたいな後ろ姿。

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まだかな? (このあと、待望のお食事タイムがやってきます。)

飼育員さんがお昼の準備をしている間、体を暖めがてらホッキョクグマ舎の周辺を散策。

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お隣にあった無人(熊)の檻。セリク君がペルミ動物園にやってきて最初に入居したのがここだったようです。元はヒグマ用なのかプールはなく、背景が森。
子供のころ好きだった『三びきのくま』という絵本をふと思い出しました。

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ホテルの窓からも見えたお隣の教会。道端には雪がところどころ溶け残っています。
逆に言うと、まだまだ雪も融けない寒さ……重ね着が足りなかったのか、このあたりから微妙に熱っぽくなってきました。(++;)

(続く)


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by vedett-melk | 2014-08-17 23:58 | ロシアの動物園 | Trackback | Comments(0)

いつの間にかお盆休みが過ぎ、例年の倍以上の速さで日焼けが進行中の今日このごろ……そもそも今年の日焼けが早まったきっかけ、ロシア旅行の更新がすっかり滞っていることに気づきました。
この調子では夏が終わりかねず(^_-)-☆、なんとかその前に投稿を終えるべく、ささやかですが再開します。

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またもや間が空いてしまいましたが、モスクワを経てペルミで迎えた4日目の朝。
緊張と興奮でよく眠れなかったモスクワと違い、ぺルミではぐっすり快眠(クマたちのそばで眠れるという嬉しい思い込みもあり)。

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7:00過ぎに起床。覚悟はしていたものの、窓の外は見事に、予報どおりの雨!(xx)
ちなみに前日の予報では、最低気温2℃、最高気温11℃、降水確率は午前98%(!)、午後70%でした。

二日前、モスクワの地下コンコースで買った頑丈な折り畳み傘があったので、あとは気力と体力のみ……一番厚手のセーターを重ね着し、一度しまいこんだダウンジャケットを羽織り、荷造りして朝食に。9:00の開園と同時に入る目標が、すでに軽く9:00過ぎ……相変わらず身支度ののろい私(**)

結局、10:00近くにチェックアウト。雨の中、はりきって出かけようとする私を見て、フロントにいた感じのよい女の子が、PERM: WHERE BEARS DO PROWLという箱入りのガイドブックをくれました。
次の移動時間まで一日中動物園にいる予定でしたが((^^;、熊の伝説も含めペルミの来歴をもっと知りたいと思っていたので、嬉しかったです。

その後、荷物を預けるのに少し手間取り、ようやく動物園へ。入場料は大人150ルーブル。小さな券売所で、手前のお皿にお金を入れると、中にいるおばさんがそのお皿に券が載って戻してくれる仕組み。左にある小屋(?)を通って園内に入ります。

モスクワに続き、ここも初めての動物園。園内マップがないかな? と見渡すと、左手に大きな地図が。上にはあのペルミの市章がついています。

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でも、初来園の私が見ても、明らかに別の動物園……?!
少し考えて、はっと思い当たりました。将来、ペルミ動物園は郊外に移転する予定と、日本で拝見しているブログで目にした記憶があり、これはきっとその完成予想図……?(一瞬、モスクワ動物園の園内図かと思いました。)
ホッキョクグマ舎は左上に。しろくまマークが可愛いです。

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手持ちの服で最大限厚着してきたものの、この日のペルミはモスクワより10℃以上低く、予想を超える底冷え。しかも5℃以下の世界は久々で、くしゃみと鼻水が止まらず……4月も末でしたが、園内はところどころ雪が溶け残っていました。
昨日、門からちらっと見えたライオンのペアに挨拶してから、震えながら園内を半時計回りに一周。冷たい雨の中でも、動物たちは元気そうです。

雨で濡れた道を少し歩いていくと、大きな屋根にホッキョクグマの写真。下にヒグマのいる檻が見え……裏手に回ると、そこには憧れのホッキョクグマたちが勢ぞろいしていました。

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いきなり大あくびのあなたは、ユムカちゃん!

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じーっと見据える視線の先には……

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アンデルマさん! まるで吸い込まれるようなまなざしです。
今回、限られた時間内でどの動物園を組み込むか苦心しましたが、何とかして訪ねたいと思ったのがここペルミ動物園、そして今、何としてでもお会いしたいと思ったのが、アンデルマさんでした。
あなたのことは、旅の先達たちがレポートしてくださったすばらしい写真や動画で拝見し、憧れていました。こうしてお会いすることができて、感無量です。(TT)

ところで、さっき目の前を駆けていったあの子は……

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セリクくん!
写真では小さく見えますが、実物は想像していたよりもずっと大きくてびっくりしました。ユムカちゃんとほぼ同じ大きさで、今にもアンデルマさんに追いつきそう。
プールの下のほうでバッシャーンという音がして、ひとり激しく遊んでいる様子。水中でおもちゃと格闘した後、いよいよ上陸してきました。

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好奇心旺盛で、ときどきこちらに興味を示してくれます。
さっきまでユムカちゃんが遊んでいた棒を持ってきて(?)くれました。

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その後、放置された棒。

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三頭ともマイペースで、思い思いの動き。ユムカちゃんは低気圧のせいか眠たげ。セリク君は、遊んでいるとき以外は上のようにアンデルマさんのそばに座って休んでいることが多かったです。

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こちらは遠景。ホッキョクグマ舎の背景にはリアルな氷山の壁画が。(なんとなく日本の銭湯風)
気がつくと空が少しだけ明るくなり、雨も小降りに。それでも相変わらず手先が冷たくて、手袋(最後まで入れようか悩んで結局やめた)を持ってくるんだった……と大後悔しつつ、ホッキョクグマ舎に張りついていました。
この時点でお客さんは、ときどき通りかかる飼育員さんと園内整備をしている若者たちを除いてほぼ貸切状態です。

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とたんに三頭の動きが慌ただしくなり、何だろう? と見守っていると……

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飼育員さんの姿。 三頭とも目の色(?)を変えていそいそと駆け寄っていきます。(ああ、ここの飼育員さんになりたい……!)

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ふちに軽々と登ったユムカちゃん、飼育員さんがくれたおやつに器用に手を伸ばします。飼育員さんの足元には……

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箱の中に、お昼ご飯の材料がぎっしり。(のちほど形を変えて再登場します。)

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平衡感覚抜群のユムカちゃん。この細い縁の上でも、びっくりするほど普通に立っています。
檻+網に阻まれ、しかもカメラを持つ手が寒さで震えていましたが、三頭とも目が離せず、どこにカメラを向けてよいか状態でした。

三頭の様子は、追々アップします。

(続く)


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by vedett-melk | 2014-08-16 23:38 | ロシアの動物園 | Trackback | Comments(0)

ずいぶん小分けになりましたが、初日のモスクワ動物園、最終回です。
(実は乗り継ぎの時間を利用して一週間後にも再訪。そちらは後日アップします。)

15:45、ウランゲリとシモーナさんはどうしているかなと戻ってみると、

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穴の中は涼しいのか……足の裏をくすぐってみたくなる無防備な寝姿(ウランゲリ)。

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小枝で遊ぶシモーナさん。ムルマさん同様、孫がいるとは思えない、まるで少女のような可憐さです。

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そうだわ。(いつのまにか穴から出てきたウランゲリ)

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いいこと考えた。

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どこか確信に満ちた足取り。

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小枝をくわえたまま、(いつのまにかまた寝ていた)ウランゲリのもとへ。

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あなた、これあげるわ。
ん?
(奥に見えるのは午前中にシモーナさんが掘ったかまくら。溶けずに穴がきれいに残っていました)


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!? (思いがけないプレゼントに狂喜)

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それ、面白いのよ。

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わあい!(まるでシモーナさんがお母さんに見える図)

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あやとりにも知恵の輪にも見える小枝に夢中。大きな手を使って、ひとしきり遊ぶウランゲリ。

……しばらくすると、向こうからシモーナさんがやってきました。(どこか決然とした表情)

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やっぱり、私ももうちょっと遊びたいわ。

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ねえ、私もう一度遊びたいの。

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ガオッ!(ちょっと、返してったら!)
いきなり吠えかかられて腰が浮く(?)ウランゲリ。

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ま、いいわ。
へへへ。

一触即発かと思いきや、シモーナさんの大人の対応で、すんでのところで回避されました。

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何事もなかったかのように去っていくシモーナさん。
優しく美しい、大人の雌でした。

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これ、僕のだもんね。
無邪気で少し子供っぽい(?)ウランゲリと、優しくてしっかり者のシモーナさん。夫婦劇場の一幕に、二頭の円満さと絶妙なパワーバランスを感じました。

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(しばらくして)よっこらしょ。
ウランゲリ氏、小枝はくわえたまま重い腰を上げて移動。シモーナさんは奥の部屋に入ってしまいました。

16:00過ぎ、カメラのバッテリー(二つ目)がついに尽きかけ、(もう何度目かわからない)ムルマさんのもとへ。

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隅のほうで腹ばいになって何かをむしゃむしゃ。
なんと、白黒の羽のある鳥(もしや向かいの池にいた水鳥?)を召し上がっていました。
(飼育員さんに出されたものか、それともムルマさんが捕まえたものかは不明……)

お食事中、お邪魔してすみません。ムルマさん、今日はお会いできて本当によかった。また近いうちに会いに来ます。

最後に、ウランゲリとシモーナさんにもご挨拶。

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シモーナさんはもう奥の部屋。(もう何度目かわからないほど)ウランゲリはお昼寝中でした。何をされても許してしまいそうな(?)幸せそうな寝顔。ウランゲリさん、おやすみなさい。

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園内に立っていた自販機。このほかにも、いろいろな動物のバージョンがありました。

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16:30、いったん宿に戻り、休憩がてらバッテリーを充電することに。(追記:写真が撮れずに急いで残したメモをあとから見返したら、来るときに通った地下鉄駅の前の温度計、この時点で外は29℃でした(◎◎))充電に思いのほか時間がかかりましたが、もし間に合えばもう一度入れるかなと思い、歩いて20分ほどの動物園に戻ると18:30過ぎで、すでに入園が締め切られていて、残念ながら入れず。外はまだ午後のような明るさでした。
私が訪ねた日、開園時間は10:00ー19:00。後ろ髪を引かれつつ、また会いに来ますと約束して動物園をあとにしました。

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(続く)

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by vedett-melk | 2014-07-19 22:57 | ロシアの動物園 | Trackback | Comments(0)

お隣のペアが思い思いの場所でお昼寝している間、ふたたびムルマさんのもとへ。
(すぐ隣なのですが、どちらも目が離せず、行き来のタイミングに悩みます。)

14:00過ぎ、ムルマさんはお目覚め。ふさふさの毛並みで、展示場内を練り歩いていました。

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今回、初めてのロシア動物園巡礼では、最初にお会いするホッキョクグマはモスクワ動物園のムルマさん、と決めていました。
2012年末にミルクが生まれて以来、彼女のルーツを知りたいと思い、釧路市動物園を応援しているツヨシプロジェクト発行の冊子「クルミの嫁入り物語」を取り寄せたのをきっかけに、母親のクルミが生まれ育った釧路市動物園を訪ねたり、伯父さんのアイスの住む王子動物園を訪ねたり、ミルクと血縁のあるクマたちに会いに行くことを続けています。(東山のオーロラさんにはまだお会いできていませんが……)

母方であるクルミの両親(タロさん、コロさん)はすでに亡くなっているため、お会いすることがかなわない一方、父方の豪太のご両親(ウンタイさん、ムルマさん)が健在でモスクワ動物園に暮らしていることを知り、ぜひともお会いしたいと思っていました。

それまでは夢のまた夢(xx)だったロシア行きを少しずつ真剣に考え始めたころ。世界各地のホッキョクグマについて日々詳しく紹介してくださっている方のブログで、豪太のお父さんであるウンタイがすでに世を去っていたことを知りました。
亡くなった時期は不明だそうですが、もっと早く会いに行くことができていたらと思うと……無念でなりません。(TT)
すると、祖父母のうち唯一存命のムルマさんがお元気でいるかどうか気がかりで仕方なく、それなら自分の目で確かめてこよう、と決めました。

その後、モスクワ動物園をはじめ、会いたかったクマたちのいる動物園をリストアップし、数か月がかりで旅程をまとめ……ちなみに、ロシア行きを決めた理由には、年明けにもうひとつニュース(こちらは朗報)がありましたが、それについてはのちほど。
旅の前半は、これまで何頭も育て上げてきた立派なお母さんとその娘たち、後半は昨年生まれた赤ちゃんとそのお母さんたち、というふうに、ルートを組むうちに自然とテーマが固まっていきました。
(本当はもう何園か訪ねたかったのですが、時間と予算の関係で断念(xx))
もちろん、それぞれのパートナーに会うのも楽しみに。


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ムルマさん、ここでウンタイさんと一緒に暮らしていたんですね。豪太をはじめ、ここで何頭も赤ちゃんを産み、育て上げてくれたんですね。 豪太も、孫のミルクも、日本で元気に暮らしています。
こうしてムルマさんのお近くにいられるだけで幸せでした☆

話を戻すと、今回、ロシアの動物園を初めて訪ねて、いくつか洗礼とも呼べる体験がありました。
ムルマさんの前にいたとき、私の後ろのほうから時おり、リンゴらしき果物が投げ込まれているのに気づきました。
あまりの人だかりでよく見えず、中に投げ込まれたものが見えて初めて気づくという具合で、少し人が引いたタイミングに後ろを振り返ってみても、飼育員さんらしき人は見当たりません。

15:00ごろ、ムルマさんがこちらををしきりに気にしています。どうなさいましたか?

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え?!(◎◎)

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それって、アイス?!(/-\*)

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目の前のプールにぽちゃんと落ちたのは、紛うことなきアイスクリームの入ったカップ。
何が起きたのかよく分からず、投げ込まれた瞬間、カメラを構える手が止まりました。
(そのため肝心な瞬間の写真がありません……)

その間、ムルマさんは、水の上を漂うカップが近づいてくるのをじーっと待ち、岸に流れ着くと器用にひょいと持ち上げて陸に上げ、中身を舐めてしまいました。お客さん(私以外)は大歓声。

たしかにこの日は蒸し暑く、大人も子供も、アイス片手に歩く人とよくすれ違いましたが、だからといって、ホッキョクグマにアイスを投げるという行為は……しかも、子供が大勢見ている前で大人がそれをやってみせて、周囲も喜んでいるというのはいったい……

私が見ていたかぎりでは、三頭とも食事の時間がきちんと決まっていて、基本的に奥の部屋から持ってきた(出された)ものを食べていました。飼育員さんが外から投げ込んだりはしていないようです。

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14:30過ぎ、こちらはリンゴ。
アイスを見てしまったあとでは、リンゴのほうがまだましに思えてきました(**)

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またひとつ、今度はプールに投げ込まれました。素早く反応するムルマさん。

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おいしそう。ではあるのですが、何ともやりきれない気持ちで眺めていました。

……リンゴを食べ終えたあと、不意にこちらを見つめるムルマさん。

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ムルマさん、どうなさいましたか?

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(おもむろに片手を挙げて、こちらに向かって動かすムルマさん。)
なんて可愛いの☆ まるで手を振っているみたいで、 喜んで手を振り返すお客さんもちらほら。

でも、この状況を考えてみると……これはいわゆる「おねだり」ポーズでは?!
ムルマさん、もしかして、また何かもらえるはずと期待しているようです……(/-\*)

ムルマさんを眺めながら思いました。今日はたまたま私が目撃しただけで、普段はもっといろんなものが日常的に投げ込まれているのかもしれない、と。
それがアイスやお菓子でなく、果物や野菜であることを願うばかりです。

初めてお会いできた嬉しさの中で、思いがけないカルチャーショックを感じた複雑な出会いとなりました。
落ち込みながらも、お隣のペアの様子を見に移動。次回で、モスクワ動物園の初日はいったん完結です。

(続く)

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by vedett-melk | 2014-07-18 23:54 | ロシアの動物園 | Trackback | Comments(2)

13:15、小休止をはさみ、ふたたびシモーナさんとウランゲリに会いに、隣の展示場へ。
シモーナさん、先ほどと同じ黒パン(もう一つありました)を、今度は雪の上で腹ばいになって召し上がっていました。

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ここで食べるのもまた格別なのよね。

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うん、今日もおいしいわ。

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あの人(熊)はまだ寝てるのかしら。

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消化促進か、雪の上でごろごろ。

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シモーナさんがもぐもぐしているうちに、あの人(熊)が起きてきました。

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あら、そこにいたの。

ウランゲリ、寝起きのご挨拶。
その後、(意外と動きが素早くて、穴から出てくるところを撮り損ねました……)奥から黒パンを二つくわえて出てきました。

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左隅のほうでもぐもぐ。両手で上手に持って口に運んでいます。
食べているうちに、例によって眠くなってしまったウランゲリ。
すると……

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(ウランゲリ)んがっ!
あなた、また寝てるのね。そんなにパンくず散らかして。

いつの間にか食べ終え、相方の様子を見にやってきたシモーナさん。

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へへへ、だって、眠くなっちゃったんだもん。

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その後、シモーナさんも、自ら掘ったかまくらの前でお昼寝。
午後になり、日蔭の位置が少し広くなってきました。

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13:50、二頭のお昼寝中、一時的に人垣が引いたホッキョクグマ舎前。
少しの間、クマたちの寝息が聞こえそうなほど、静かな時間が流れていました。

(続く)

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by vedett-melk | 2014-07-15 23:35 | ロシアの動物園 | Trackback | Comments(2)

初日のモスクワ動物園にて。11:00過ぎ、GAOの豪太のお母さん、そしてミルクのおばあちゃんであるムルマさんが眠っていらっしゃる間、お隣のシモーナさんとウランゲリのペアのところにご挨拶に行きました。

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あなた、朝ご飯の時間よ。
シモーナさん、奥の部屋から黒パンの塊をくわえて颯爽と運んできました。
かたやウランゲリ、微動だにせず、爆睡中……Zzz

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私は隅のほうでいただくわ。

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地面に落とすと、パカッと食べやすく割れました。

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お腹をつけて腹ばいになり、手の甲に載せて器用に食べ始めます。

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黒パンは栄養満点ですね☆
私も朝ホテルで食べてきましたが、同じものを食べていると思うと、なんだか嬉しくなりました。
シモーナさん、上品に口に運んでいらっしゃいます。

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お顔も上品で優しそう。角度によって円山動物園のララさんと似た雰囲気も感じます。
かけらも残さず、最後まできれいに召し上がっていました。

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11時を過ぎてさらに気温が上がり、どんどん人垣ができてきました。温度計も持ってくるんだった……こうして見るとジーンズ率高いです。

11:10、ムルマさんが気になって隣に戻ると、こちらもすでに人垣が。隙間から覗くと、すでにお目覚めでした。すぐそこに!

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するとムルマさんの姿が一瞬見えなくなってしまい……子供たちが「ミーシャ!ミーシカ!」と呼んでいるのですが、目で追うも見当たらず、きょろきょろしていると……

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あ、すぐ目の前に! 飛び込む瞬間は見逃してしまいましたが、白いポリタンで遊び始めていました。孫がいるとは思えない……泳ぐ姿も可愛らしいです。

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ガラス壁のすぐ向こうにいるムルマさんが近くに感じられてどきどき。こちらの展示場は、隣に比べてプールもかなり狭いのですが、ポリタンを沈めながら気持ちよさそうにのびのび泳いでいました。
豪太がここで生まれ育ったのだと思うと、感慨もひとしおです。

上の写真には写っていませんが、このとき手元にはGAOから出たミルクの写真集を置いていました。息子の豪太が遠い日本まではるばる来てくれて、おととし初めての子供が生まれたこと、ミルクはムルマさんにとって初孫で、今は釧路で元気に育っていることをお伝えしたくて持参。
これがお孫さんですよ! と、ミルクの表紙をムルマさんに見えるようにガラス壁に立てかけていましたが、果たして見えたかな……((^^;
ポスター大に拡大して持ってくればもっと目に留まったかも、と思いましたが、周囲を妨げないように見せるにはこのサイズでよかった……それでも、ムルマさんの目に多少なりとも映っていることを信じて、ひたすらミルクの表紙をお見せしていました。

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水から上がったあと、お腹が空いたのか、立ち上がって鉄格子の中を覗くムルマさん。
(うまく撮れませんでしたが、このあと鉄格子にお魚がはさまれ、それをムルマさんが一匹ずつ引っ張り出して召し上がるというスタイルでした。お魚の種類は不明ですが、中くらいで4~5匹はあったと思います。)

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優しくて小さなお顔、体つきはどっしり。優雅な足取りで展示場を歩き回っています。
首の回りの毛が、まるで襟巻かマフ(本来は手を入れるものですが、あえて)を巻いたように分厚くてふかふか。触ってみたい……(!)

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ロシアのカラス。くちばしが細くて、ツートンカラーなんですね(**)

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ふたたび日蔭で横になり、手足のお手入れ。重ねた足を見て、またも豪太を思い出します(さっきウランゲリもやっていたけど)。

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お腹の毛もふかふか。肉球もたまりません。

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換毛期なのか、プールにはムルマさんの毛がたくさん浮いていました。持って帰りたい……(!)

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頭隠して尻隠さず。この洞窟風の入口が奥の部屋に繋がっているようです。

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おっとりした表情で寝そべるムルマさん。優しい顔立ちの素敵な雌でした☆

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12:00過ぎ、気がつくと後ろはたいへんな人だかりに。ムルマさん前に張り付いていた間、顔も手もしっかり日焼けしていました(**)
このあと小休止を挟み、シモーナさんとウランゲリにふたたび会いに行きます。

(続く)

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by vedett-melk | 2014-07-13 23:03 | ロシアの動物園 | Trackback | Comments(0)

あいかわらず延び延びになっている4月~5月の旅日記……記憶が確かなうちになんとか今月中に終えるべく、ふたたび再開します(目指すは短期集中連載型)。

モスクワに着いて最初の朝。前の晩はずいぶん遅くまで明るく、地図を眺めながらいつの間にか爆睡。それでも初日で緊張していたのか、目覚ましよりも早く目が覚めました。
7:00の時点で、カーテンの外は快晴! 身支度に手間取り、8:30過ぎに朝食に降りました。

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向かいに見えるのはグルジア大使館。朝食はバイキング形式で、比較的オーソドックスな内容。隣のテーブルの白いチューリップがきれいでした。

普段、朝ご飯は基本的に食べないのですが、旅先では食事も行動も不規則になりがちなので、しっかり食べる派です。ロシアでぜひ食べてみたいと思っていたのが、ブリヌイ(クレープ)とカーシャ(お粥)。特にカーシャは、ある動物園でホッキョクグマが食べている動画を見たことがあり、どんな味だろう?と気になっていました。胚芽がほんのり甘く、癖になる味です。

のんびり食べているうち、出かける予定の時間ぎりぎりに!(xx) 大急ぎで鍵をフロントに預け、動物園を目指していざ出発。

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宿を出て、地図を見ながら緑の多い静かな界隈を歩いていきます。窓格子の模様が面白かった角のお宅。ピアノを練習する音が聞こえてきました。

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大通り(ノーヴィ・アルバート通り)に出て少し進んだ角で、ロシアに来て最初に見つけた教会。後ろにそびえる高層ビルとのこのギャップ(**)

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こちらもロシアに来て最初に見つけたイコン。陽気で朗らかな感じの聖母が印象的でした。
大通りは排気ガスがものすごかったため、一本入った閑静な通りを歩いて動物園の方面へ。
近くに音楽学校があるのか、ここでもピアノや管弦楽を練習する音が聞こえてきてロシアらしい雰囲気たっぷり。緑が多く、あちこち立ち止まっては写真を撮ってしまい、なかなか動物園に着きません(**)

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日蔭を選んでしばらく歩き、ようやく動物園に近づいてきたころ。近くの地下鉄駅の前で、朝の9時台でこの気温!
昨日の暑さをさらに上回ること必至なのに、今度は日焼け止めを忘れたことに気づく自分(!)いいのだ、カメラのバッテリーさえ忘れていなければ……

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隣には体育会系の巨大レリーフが。ここはロシアだとまたもや実感します。

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開園時間をやや過ぎてしまったものの、無事に動物園に到着。今年は祝・150周年!
節目の年だったんですね☆

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入場券を買って中に入ります。300ルーブル。今こうして見ると、まだ冬に近いいでたちの人々もいました。
(追記:あとから気づきましたが、事前に入場料を調べたときは大人500ルーブルでした。150周年記念なのか、それとも単に学生と思われたのか……言葉が通じず分からずじまいでしたが、次回来るときに確かめたいと思います(xx))

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車の多い通りから門をくぐると、中はまるで別世界。目の前に空と緑と広大な敷地が広がります。大規模な改装工事中で、大きな池が150周年記念パネルで覆われていました。

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ムルマさん? シモーナさん?? じゃれ合う親子のパネルを発見。

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そこここに「ペンキ塗り立て」風の張り紙があり、作業員の方々が黙々と働いていました。池の周りも整備が進み、向こうにはお城のような建物が見えます。

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「150周年のあゆみ」のような記念パネルが設けられていました。

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昔のカードかステッカーか、ホッキョクグマがここにも。切手にしたいレトロな可愛さです。

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園内図をようやく発見。入口で園内マップをもらえず、しかも地図の読めない私は、しばらくの間ホッキョクグマ舎がどこにあるのか見つけられずに、工事中の囲いの周りをぐるぐる……
二つの敷地をつなぐ歩道橋の存在に気づいたのは15分後。動物園の中にいながら、なかなかお会いできません(**)

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階段を上って歩道橋を目指します。ここからも例のお城のような建物が。(追記:このどこからも見える建物、あとでガイドブックを見たら、お城ではなくスターリン・クラシックという様式で建てられた文化人アパートだそうです。何もかもが復習……)

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歩道橋の向こうに、もうひとつのエリアが見えてきます。まぶしいほどの新緑。
このときは気づきませんでしたが、前を歩く若いお母さんが美脚(!)でした。
そして向こうに開けたのは……

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目の前にふたたび、広々とした池と緑! 100羽は下らないのではないかというほど半端ではない数の水鳥。都心にありながら広大なところは、上野や天王寺を思い出します。

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この遊泳禁止(!)の看板、今回の旅について何から何まで相談させていただいた方のブログで拝見していました。夏場は飛び込む輩がいるのかもしれませんね……なんとも感慨深いです(TT)

池のほとりを歩いていくと、10:30過ぎ、ようやくホッキョクグマ舎と思しきガラス張りの展示場が見えてきました。すでにお客さんがちらほら。

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鳥の声が響く中、遠くに寝そべる一頭の姿が見えました! あなたは……

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あなたは……

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ムルマさん! あなたに会いたかったんです!!
穏やかなお顔に、 同じように手をまくらにして寝る豪太の面影を確かに感じます。
どきどきしながら、ムルマさんの寝顔をしばし見守りました。
お休みのあいだ、隣のペアにもご挨拶してきますね。

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こちらも静かな様子。ムルマさんのいる展示場よりかなり広く、真ん中に融け残った雪が見えます。
奥のほうに丸まっているのは、シモーナさん? それともウランゲリ?

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ぬくぬく。

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重ねて丸めた可愛い手足を見ていると、またも豪太を思い出します。こちらはウランゲリ?
まくらにしたくなるお腹のふかふか感! 何とも幸せそうな寝顔です。

シモーナさん、 陸には見当たらず、隣の子供が「ミーシカ!」と何度も呼びかける先を見ると、真下のプールで青いポリタンク遊びに興じていらっしゃいました。ガラスの反射がものすごくてうまく撮れませんでしたが、ウランゲリと好対照に活動的なご様子。

シモーナさん、プールから上がり、陸の上を何度か往復。いよいよお食事タイムが近づいてきたようです。

(続く)

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by vedett-melk | 2014-07-12 23:36 | ロシアの動物園 | Trackback | Comments(2)

6月もすでに後半。最初の投稿からずいぶん間が空いていますが……気を取り直して再開します。
4月末、成田発アエロフロート機に乗り、初めてのロシア、モスクワを目指しました。
旅程に関しては、これまで何度も海外の動物園を訪ねていらっしゃる方に思い切ってご相談したところ、大変親切にアドバイスいただき、できるだけスムーズに移動できるルートで、かつ初心者にも回れそうな程度に詰め込みました。

前日まで頭を抱えたのは、いったい何を着ていけばいいものか……5月のモスクワは春で過ごしやすいと聞いていたものの、その他の都市は、地図上では一見近く見えても、列車を使っても半日以上かかる道のり。広い国土に時差がいくつもあるように季節もいくつもあるだろうと想像し、冬から夏まで対応できる装備で(どちらかというと冬寄り)かつ軽量化を目指して臨みました。(そのおかげで後日とんでもない事態に……)

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   (日本時間15:30頃。ハバロフスク上空を過ぎ、西を目指します)

今回、檻や網に阻まれる動物園がいくつかあることがわかり、軽さ優先で初めてミラーレス一眼を買ってみました。
ところが、出発前日まで忙しく、練習する余裕がないまま鞄に入れて成田へ……しかも、搭乗後、これまで使っていたコンデジを久々に取り出してみたところ、なんと壊れていることが判明……(!)そのため、出発後、最初のほうの写真がありません。
次回から、バッテリーだけでなくカメラ本体も予備を持っていかなくてはと、早々に痛い教訓となりました(もちろん慣れたカメラで)。

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二度目の機内食。奥のコッペパンが懐かしかったです。

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ノヴォシビルスク上空を通過。だんだんモスクワが近づいてきます。

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拡大すると

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さらに拡大。チェリャビンスク、エカテリンブルクといった地名が見えてきて、それだけでどきどき……

到着までの間、機内食などを撮って新カメラで練習してみたものの、各種機能を使いこなせないまま本番を迎えてしまい……旅の前半は特にピンぼけが多く、無駄にバッテリーを消費しています。

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現地時間17:00過ぎ、ほぼ定刻にシェレメチェヴォ空港に到着。ガラス張りの、明るく開放的なターミナルでした。
出発時の成田は曇りでしたが、モスクワはびっくりするほどの快晴。しかも東京より暑い!
そしてこの外の明るさは……日本でいうと14時か15時くらいの感覚なんですが、実はまだ17時。白夜が近いためだと追々わかりましたが、この明るさ(の時差)ぼけ(?)は、このあとしばらく続きました。

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入国審査のゲートへ。このホールも新しく、天井から射す光が美しかったです。
(もう少し中に入って撮っていたら、確実に注意されていました。)

モスクワ市内までは、日本で予約していたタクシーを利用。ロシアの動物園は遅い時間まで開園しているところが多く、モスクワ動物園も今の季節は19時まで開園していると事前にHPで調べて知りました。
もしもホテルに早く着けたら、閉園30分前にぎりぎり間に合うかな?と楽観視していたところ……空港を出て少し走ると、たちまち大渋滞に巻き込まれました(!)

夕方の帰宅ラッシュと重なったのか、どの車もモスクワ市内を目指しているように見え、あちこちからやってくる長大な行列がいくつもスローモーションで進む事態に……
車の数が半端ではないうえ、排気ガスがものすごく、それでもドライバーのおじさんは普通に窓を開けている……(!)
しかもここはロシア。驚いたのは車の種類(車種というか年代)。隣にも、その隣の車線にも、今にも廃車になりそうな年季の入った車が少なからず走っています。少なくとも50年は走っていそうなぽんこつバスが現役で満員のお客さんを乗せていたり、あちこちにエンストした車が停まっていたり。土埃で元の車の色が分からないのは普通、ドアがガムテープと段ボールで補強してあるのも普通……(**)
日本ではちょっと車体に傷がついただけで保険沙汰になりますが、この大らかさはいったい……あらゆる意味で、まるで交通カオスの様相を呈していて、ロシアに来たなあという実感と開放感を早くも覚えました。

車の窓から見えるのはひたすら車、そして人々はみな半袖、タンクトップ、サングラスで完全に真夏の服装。18時近くなるにつれ、強烈な西日が射して車内はかなりの暑さになり、薄手とはいえダウンジャケットを着てきた私はいったい……しかもその下は薄手のセーターとヒートテック……(xx) ひとまずジャケットだけ脱いで車内の暑さに耐えていましたが、明日からは一番下はTシャツ、と心に誓いました。

相変わらずのろのろと進む車の列……ある瞬間から、突然車が流れ出し、猛スピードで市街地を目指します。旧ソ連的な一帯を過ぎ、公園のような緑の多いエリアを過ぎ、大通りを進みながら(レニングラード大通り)、右手にミントグリーンの大きな駅が見え(ベラルーシ駅)、賑やかな通りに入り(トヴェルスカヤ大通り、いずれもあとで分かりました)、しばらくして右手に折れ、細い通りに入り、今回の宿に到着。

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チェックインして部屋に落ち着いたのは19:00過ぎ。外はまだ午後のように明るかったですが、無事にたどり着けたことにほっとして、外には出かけず、明日からのしろくま巡礼に備えました。

(続く)

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by vedett-melk | 2014-06-19 23:19 | ロシアの動物園 | Trackback | Comments(2)