一年を乗り越えて

日付は変わりましたが、ロシア、ノヴォシビルスク動物園で、ゲルダお母さんとシルカちゃん(今日は本名で)が離れ離れになって一年。
今、ライブカメラでひとりで歩き回るゲルダを見ると、つい去年のことを思い出してしまいます……拙い記録ですが、別れの日とその後の数日の様子をふり返ってみました。

ゲルダとシルカの別れの日(2014年11月13日)
傷心の親子(2014年11月14日)
別れを乗り越えて(2014年11月17日)

ロシアのシルカファンの方々のサイトで、いつも素敵な詩を投稿されている方が、この日に寄せて、胸を打つ詩を載せておられます。
原文のように韻も踏んでいないうえに拙い意訳(というか超訳)ですが、雰囲気だけでもご紹介できればと、日本語訳を試みてみました。
(この場を借りて無断転載をお詫びします……)

Год прошёл, как покинула дом свой родной,
Зоопарк, где на свет появилася я,
Бесконечны просторы и вокруг там тайга,
И любимые все там остались друзья,

Мне не плохо живётся на Японской земле,
Много новых друзей, разноцветных игрушек,
Но Сибирский мой дом остаётся во мне,
С Вашей щедрой, широкой душою.

© Евгений Дульцев

住み慣れたおうちを離れて 一年が経ちます
わたしがいた動物園 光が射しこみ
果てしなく広がる タイガの森に囲まれて
愛するお友達が 皆そこにいた

わたしは日本の地で 悪くない暮らしをしています
たくさんの新しいお友達 色とりどりのおもちゃ
でも心の中には 今もシベリアのおうちがある
あなたたちの豊かな 大きな魂とともに

(©Evgeny Dultsevさん)

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(上はこのブログを始めたときに初めて載せた写真です)

ゲルダお母さんとロシアの方々に別れを告げ、辛かったこの一年を乗り越えて、天王寺で新しいお友達を日々増やしていますね。
遠いシベリアのふるさとを胸に、第二の故郷で輝くシルカ/イッちゃん。これからもずっと見守っています。

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Commented at 2015-11-14 10:18 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 怜草 at 2015-11-14 20:37 x
お久しぶりです、いつも読み逃げ、すみません。

イッチャンがゲルダ母さんから離されて一年になるのですね。今のモモちゃんより幼い時期に、だったのですね。当時の母娘の胸中を思うと、今でも胸がはりさけそうですが、その辛さ、悲しさを乗り越え、イッちゃんはたくましく成長しつつあります。
これほどまでに、おもちゃで活発に、楽しげに遊ぶイッちゃんを、ロシアの人は想像できたでしょうか(^.^)。時々動画にロシアの人からコメントを頂きます。「こんなに日本の人たちに愛され、たくさんのおもちゃとおやつをもらって、私達のシルカはとても幸せ者です」と。ロシアの人たちに安心してもらえて、嬉しいです。これもひとえに天王寺のホッキョクグマさんチームのスタッフさんのおかげです。いつも本当に心を砕いて、ケアにあたって下さってますものね。ゲルダ母さんにも、今冬、元気な赤ちゃんが生まれますように。
You Tubeにたくさん動画をアップしています。「天王寺動物園 ホッキョクグマ イッちゃん Шилка」などで検索してみて下さいね。Michiyo Koya が私の動画です。
Commented by 怜草 at 2015-11-14 20:42 x
さっき書き忘れました。胸に沁み入るすてきな詩ですね。ロシアの人のシルカへの変わらぬ想いがひしひしと伝わってきます。
Commented by vedett-melk at 2015-11-15 23:38
> 鍵コメさま
こんばんは。いつも独り言のようなブログにお付き合いくださり、ありがとうございますm(_ _)m

あの日から一年、シルカ/イッちゃんのこと、同じ思いでいてくださっていると知って、嬉しいです(^-^)
だんだんと大阪の子になりつつも、物思いにふけっていたり、どこか遠い目をしているときは、ロシアの雪景色を思い出しているのかなと思ったり……
イッちゃんのちょっと大人っぽい雰囲気は、そんなところから来ているのかもしれませんね。

昨日、ロシアのファンの方々がvk.comというサイトのグループ(http://vk.com/club80608116)結成を記念して、この日ノヴォシビルスク動物園に集まってくださったそうです(すでにご存じでしたらすみません)。

http://vk.com/club80608116?w=wall-80608116_24516%2Fall
http://vk.com/club80608116?z=photo-80608116_392165645%2Fwall-80608116_24684

日本語で「イッちゃん」と書かれたチョコレートケーキを作ってくれたり、ホッキョクグマ舎前で皆さんで記念撮影をしたり、ユーモアたっぷりですね(^-^)
ロシアでも日本でも、とても愛されているんだな、とあったかい気持ちになりました。

ブログのこと、とても悲しく、残念に思います。私のいい加減なブログならともかく、そんなコメントが寄せられるとは、信じられません……(**)
伝わる人には伝わっている!と割り切って、どうかこのまま貫いていただけたら嬉しいです。
Commented by vedett-melk at 2015-11-15 23:39
> 怜草さん
こんばんは。いつもイッちゃんの素晴らしい動画やお写真をたくさん届けてくださり、ありがとうございます。
お味噌の樽たち、天満のお店からやってきたのですね! しろくまたちも樽も(?)嬉しそうで、怜草さんのお手柄です。こんなふうに喜ばれていると知って、お店の方たちもびっくりなさっているでしょう(^_^)

天王寺のブログでは、味噌樽に続いて、飼育員さんのポリタンの工場訪問記も拝見しました。動物園と大阪の町の人々がこんなふうにつながっていくのは素敵なことですね☆

例の詩、勝手に載せたうえに勝手な訳までつけてしまいましたが、ロシアのファンの方々の気持ちがここに代弁されているような気がして、ぜひ紹介したく思いました。
シルカ/イッちゃんという一頭のしろくまの女の子が、ロシアと日本のこんなにも多くのファンをつないでいるのですね(^-^)

怜草さんの動画とお写真、これからも楽しみにしています。
Commented by ぷくぷく at 2015-11-17 11:51 x
こんにちは、初めまして。
ロシアのシルカファンの方の詩を読ませていただいて涙が浮かんできました。
イッちゃんがまったりしている時にする遠くを見つめるような仕草は、遠い故郷とゲルダお母さんを思い出しているのかも知れませんね。
日本に来て一年になるのにいまだにロシアの方々に愛されているイッちゃん、天王寺で幸せに満ちた毎日を過ごしてもらいたいです。
Commented by vedett-melk at 2015-11-18 01:37
> ぷくぷくさん
初めまして。暖かいコメントをありがとうございます。
この詩を通じてロシアの方々のイッちゃんへの想いを知って、私もじんとしてしまいました。
ちなみに、詩の最初の二行の主語は、原文では「彼女」なんです。
ここではぼかして訳していますが、原文では(ゲルダお母さん/ロシアの方々の視点から)「あの子がいなくなって 一年が経ちます」となります。
ロシアの方々とともに、日本で暮らすイッちゃんの幸せを心から願って。

by vedett-melk | 2015-11-14 01:30 | ノヴォシビルスク動物園(webcam) | Trackback | Comments(7)